「なんの遊びでしょうか。」 [ネル日記]
梅雨も明け、すっかり夏の日差しになりましたね。
今日はとても暑いので近くの森までペッパーと散歩に行ってきました。
やはり陰になっている場所は風がとても涼しくていいです。
森に入って少し奥まで来たところでなにやら見覚えのある黄色い尻尾が見えました。
(ネル)「・・・クーさん、こんなところで何をされてるんですか?」
声をかけるとクーさんが人差し指を立てシーっと言いながら見ていた方向に指を向けました。
なんでしょう、向こうにポンタがいる・・・?
(ドルフ)「マックスさん、ここは本当に掃除したの?まだ埃がありますわよ!」
(マックス)「ああっ、お義母様申し訳ございません。今すぐお掃除します。」
(ドルフ)「全く近頃の嫁と来たら・・・まともに掃除も出来ないのかしら!!掃除が終わったら早く買い物に行ってちょうだい!」
(マックス)「ううっ・・・毎日こうやって姑にいびられて・・・私、もうこんな生活耐えられないっ・・・!!」
(ポンタ)「かさかさっ かさかさかさかさっ」
(ネル)(クー)「・・・」
え、ええと・・・マックスさん達はこんな森の奥で一体何をやっているんでしょうか・・・
(クー)「『結婚生活2年目、幸せな日々になると信じていたマックスは姑であるドルフとの関係に悩み始め夫であるポンタに相談するが『お前の態度に問題があるんじゃないのか』と言われて以来、姑をはじめ家の中で奴隷みたいな扱いをされ続けそんな生活に耐えられなくなってるのになかなか夫に離婚が言い出せなく苦しんでいる。二人の間に子供はまだいない。』・・・という設定で3人でおままごとをしてるらしい。これがなかなか手に汗握る展開で見てて面白いぞ。」
予想以上に濃い設定のおままごとをやっていたみたいです。
私はこれ以上ここにいてはいけないと判断して帰ることにしました。
クーさんはまだ見たいらしくその場でお別れです。
それにしてもマックスさん達は何であんなところでおままごとをされていたんでしょうか・・・
とても謎だったので今度カディエ先生に聞いてみようと思います。